外務省でセクハラ・パワハラ等に遭遇した時に見るページ

要望や質問等がありましたらtwitter(https://twitter.com/blackmofa)までご連絡ください。匿名や捨てアカウントで全く構いません。

外務省を志望している方へ(ポイントのみ)

既に一部の方にメール等でお送りしている内容と重複しますが、外務省を志望している方や入省したばかりの方にお伝えしたいこと(ポイントのみ)は以下です。今後、時間がある時に詳細を書いていこうと思っていますが、「特にこの事項について詳しく知りたい」等の要望等がありましたらtwitterのDM等でご連絡ください。

 

筆者が外務省でしか長期の勤務経験がないため、組織は外務省に限っています。また同じ外務省でも、外務省志望者や外務省員全員に必ずしもそのまま当てはまるものではありませんが、もし参考になれば幸いです。

 

もう少し早く掲載したかったのですが、官庁訪問(7月)、在外研修への出発(7月)の直前のタイミングとなってしまいました。申し訳ありません。

 
(1)   外務省を志望している方へ
【ポイント】
●外務省は就職先として決してすすめない。
●外務省では、セクハラ・パワハラが放置されており、問題を起こした張本人が咎められるのはまれ。
●採用担当はキラキラして見えるかもしれないが、あくまで演出。外務省に人生を賭ける価値が本当にあるか、一歩引いて冷静に判断すべき。外交や国際的な仕事が魅力的なのと、外務省という組織が働く場所として適当かどうかは全く別問題。外務省で魅力的な人が働いていることと外務省が働く場所として適当かどうかも別問題。少なくとも現採用担当が私からのパワハラの照会に真摯に対応しているように見えたことは一度もない。幹部の明らかな不正に目をつぶり、下っ端を雑に扱う組織風土は全てを台無しにする。
●大きな組織の体質が根本から改善するのには相当長い時間がかかる。官公庁ならなおさら。今の外務省の問題の大部分は10年後もそのままと思っていい。
●外務省に問題があるなら、自分が中で頑張って改善したいーそう思えるのはとても健全なことだし、尊い姿勢。しかし、前述のように外務省のような組織が根本的に変わるのには非常に時間がかかるし、業務の負担も重く、ジリ貧の霞ヶ関で頑張り抜くのは想像以上に過酷。特に、安い給料と慢性的な睡眠不足はジワジワ心身を蝕んでいく。貴重な人生を無駄にしないためにも、よほど思い入れがない限り、「持ち場で頑張る」という考えは早々に捨てた方が良い。少なくとも、少しでも迷いが生じるなら諦めた方が得策。
●それでも外務省を志望する場合は、リスク(セクハラ・パワハラ 自体のリスクと、組織がそれを放置するリスク)を十分認識した上で志望する。
●在外研修の制度は魅力的に見えるが、罠がある。在外研修に一度出てしまうと留学費用償還との関係ですぐに辞められなくなる。結果として、①やめられない+②パワハラセクハラ+③やむに止まれず休職しても休職中は5年のカウントダウンが止まる+④人事課は放置という地獄のような状況に陥るケースが多い。